こんにちはコタローです。
僕はBESSのWONDER VOIDを湘南に建て暮らしています。
インテリアコーディネーターの資格を持ち、空間演出のクリエイティブディレクターとして活動しています。
土地探しって普通はやったことがなくて難しいですよね。
今回は家の前に土地を探している人に向けて知っておいてほしいことを書きたいと思います。
車が入りづらい場所は工賃UP
意外と見落としずらいのがこちらです。車が入りづらい場所というのは搬入がしずらい場所と言い換えることができます。搬入がしずらい場所だとその分人間が手で運んだりクレーンを使った搬入を行ったりと、手間がかかり費用に跳ね返ってきてしまうのです。ではどう言った土地が搬入しずらいのでしょうか。
【階段を使って敷地に入る場所】
起伏の激しい場所を切り開いた土地にあるのがこちら。
駐車場は道路に面しているけれど自宅を建てる敷地には階段を使って入るような土地は搬入しずらいといえます。
【前面道路が狭い場所】
大型トラックが入れないような道路に面している土地は搬入がしづらくなってしまいます。狭い、あるいは入り組んでいるような場所です。古い土地区画の場所に多い傾向があります。
【人里離れた場所】
いわゆるポツンと一軒家のような場所です。極端な例かもしれませんが、幹線道路や市街地などから離れている場合には交通網が整っておらず搬入に時間を要してしまう場合があります。
容積率と建蔽率
土地には建蔽率という物があります。
「建蔽率=土地の大きさに対して建物を建てていい大きさ」
です。地域によって建蔽率は違っているので場所によっては土地が大きいのに建物のが小さくしか建てられない場合もあります。
また、住宅地は土地が小さい場合も多い。小さな土地で建蔽率を考えると土地いっぱいに住宅を建てることは難しくなってしまいます。ハウスメーカーと通して土地を探している場合にはきちんと検証してくれるはずですが、自分で土地を探している方は要注意です。
建蔽率は土地を取り扱っている不動産屋さんで教えてくれます。自分で調べる場合には自治体のウェブサイトから検索が可能です。
「〇〇市、建蔽率」などで検索してみてください。
建物の大きさ以外に足場も考慮にいれないと家が建てられない
住宅を建てるとき家の周りを囲むように足場を設置します。骨組みを立ち上げたり、2階部分の外装や屋根を仕上げるために使用する大事な物です。足場を建てるためには建物の大きさの周囲に1m幅の空間が必要になってしまいます。住宅ギリギリの寸法を狙って土地を購入してしまうと足場が建てられず建築できないと言ったことにもなりかねません。
また、住宅が密集している場所では隣接する住宅との兼ね合いで足場が立てづらい場所があります。できればハウスメーカーや工務店に相談しながら、工事が可能か見定めていただけると良いかと思います。
僕の土地探しも記事にしていますのでよければご連絡ださい。
みなさんの参考になれば幸いです。
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