【BESSの家】経年変化 梁・壁・床 クラック入ります!(腐りません)

こんにちはコタローです。
僕はBESSのWONDER VOIDを湘南に建て暮らしています。2021年から夫婦2人の生活です。
インテリアコーディネーターの資格を持ち、空間演出のクリエイティブディレクターとして活動しています。
BESSの家を建てたいと思っている方に向けて自分がBESSで家を建てた実体験や家の変化、メンテナンスなどを発信しています。

BESSの家の評判をネット検索してみると「劣化」「腐る」「後悔」などなどの単語が並んで不安になる時ありませんか?
今回はその不安を少しでも取り払えればと
そのどれもが、想像と違った天然木の変化に由来する内容です。

木の家って一般的な住宅とは全く異なった変化をします。上記のネガティブなコメントは想像と違った天然木の変化を理解しきれていないことから起こるのだと思います。

我が家のWONDER VOIDはその中でも比較的一般的な住宅に近い作りですがそれでも普通とはだいぶ違う様子です。
特に目につきやすい違いが今回タイトルにしている木のクラック。
全面に木を使っているので必ずどこかしらに入ってきます。最初にお伝えしておくと心配するようなことは全くありません。
もし、BESSの家に不安を持っている方がいたらこの記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。

この記事に書いてあること

・クラックってどんなものか
・BESSの家でクラックが何処にいつ入るのか

目次

クラックってどんなもの??

専門的な説明は「木、クラック」などで検索するとたくさん説明が出てきますので他のサイトに譲りたいと思います。ここではざっくりどんなものか掻い摘んで描きたいと思います。

クラックというのは本物の木に入るひび割れのこと。最近の住宅はフローリングもプリントされた木だったりするので馴染みがないかもしれませんね。サイズは大小様々ですが結構大きいものも入るので見たことがない人はびっくりするかも。

クラックが入るのは木を使っていれば自然なこと。木は伐採されて木材になってからも呼吸をしています。水分を吸収したり吐き出したり。水分を吸収すると膨らむし、吐き出すと縮みます。その動きの中で特に乾燥ひび割れが発生するんです。

材料として欠陥は無いので安心してください

クラックは天然の木を使っているところ何処でも入ります

クラックは天然木を使っているところは全て入ります。WONDER VOIDでは柱、梁、壁の仕上げ、フローリングに入ってきます。特に大きな材に大きなクラックが入るので梁に盛大にクラックが入ります。

我が家の梁に入ったクラック だいたい15cmくらい

クラックが入る時にはわかりやすく音がなります。「パキ」という音が室内に響きます。夜に音が鳴るとちょっとびっくりしますw最初のうちはラップ音が鳴っているので心霊現象かと思いました。特に住み始めて1年は音が鳴ることが多かったです。

クラックが入る時期はやはり冬。室内が乾燥してくると木が水分を放出して収縮しますのでクラックが入りやすくなります。この時期は毎晩のようにパキパキ鳴っていました。

クラックがあっても強度に問題なし

むしろクラックが入った木材の方が強度が高い、と言われています。そもそも木材は水分が含まれていると良く無いとされていますので出荷前に必ず乾燥されています。乾燥すると木が締まるそうで、構造体として強くなるとのこと。この強度上昇は20〜30年ほど続き徐々に強くなるそうです。日本でも築数百年の古民家が残っていたりしますので納得です。

ちなみにクラックが出来た木の強度実験をした研究もあるようで科学的にも裏付けがあるみたいですね。


建築関係の知識がない方はクラックがあるとちょっとビックリしてしまうかもしれませんが全く心配は入りません。もちろん、見た目的に嫌だという人は気になってしまいますが・・・クラックは天然木を使っていれば必ず入ってきます。

BESSの家に住みたいという人は、そういう変化も楽しめると思ってあげるといいんだろうな、と思います。
この記事がみなさんの参考になれば幸いです。


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